乃木坂46の楽曲が評価されているのは今に始まったことではなく、それこそ「ぐるぐるカーテン」「おいでシャンプー」の時点でそうだったのですが、その評価はデビューして6年経った今でも年々上がり続けている気がします。この曲も一聴すると往年のAKB48っぽさを感じさせるアップテンポですが、歌詞は今を生きる人たちにちょっとしたメッセージ性も感じさせると言いますか。もう国民的アイドルグループと言って全く差し支えないポジションに立ちましたが、そこにいるからこそ説得力があると思わせる内容に仕上がっているように感じます。本当に良い曲です。そしてセンターの齋藤飛鳥は本当に誰よりも美しいですね。乃木坂46のメンバーが持つ美しさは、単純なルックスだけでなく内面から磨かれた結果そう見えると思えるのは、きっと私だけではないはずです…。
5位 あいみょん「マリーゴールド」
オリコンのCDランキングは20位台ですが、総合セールスは9位でラジオ1位、Youtube再生数は1ヶ月で約380万。もう定着した人には定着しているアーティストになったと言って良いかもしれません。ミディアムテンポの落ち着いたJ-POPですが、それ故にやや低めの声質が大変活きている楽曲のように感じます。楽曲以上に歌声を聴き続けたいと思わせるアーティスト、今の音楽シーンでは数少ない存在と言って良いのではないでしょうか。
6位 超特急「Jesus」
EX系ドラマ『ヒモメン』主題歌。今作は爽やかな路線から少し離れて、ハードに少しワルっぽい内容に仕上がっています。でもLDH陣と比べるとやっぱりかわいいと感じさせる辺りはまだまだかもしれません。
13位 こぶしファクトリー「きっと私は」
ラップも駆使して聴かせます。同じ歌詞を繰り返し連呼しています。最近のハロプロ曲の中ではかなり憶えやすい楽曲ではないでしょうか。
25位 はちみつロケット「花火と漫画とチョコと雨」
スタダ系の新顔、作詞:いしわたり淳治に作曲:林田健司という非常に豪華な制作陣。大変地に足の着いた作品に仕上がっています。
28位 ケツメイシ「夏のプリンス」
何曲目になるか分からないほどになるケツメイシの夏ソング。やっぱり昔と比べると随分落ち着いてます。
29位 SHE'S「歓びの陽」
説明文には”旋律に愛されたバンド”とあります。ですがこの曲はメロディーよりも編曲の方が耳に残りますね。爽やかさもワイルドさも程々にあってカッコ良く、大変上質な音楽に仕上がっています。ただ全体的に少し出来過ぎていると言いますか、何かもう一つ突き抜けた個性が欲しいかなと自分としては感じるところでもあります。
43位 ビッケブランカ「夏の夢」
前作「ウララ」では弾けるようなポップさが印象的でしたが、今作は夏の淡さを表現したバラード。所謂シティポップ系と言いますか渋谷系と言いますか、そんな楽曲に仕上がっています。
85位 スピラ・スピカ「スタートダッシュ」
ピュアポップロックバンドという字面は初めて見ました。この曲でメジャーデビュー、アニメ『ガンダムビルドダイバーズ』EDテーマ。もう一言ハッキリ言うと、声と言い演奏と言いものすごくソニー所属、という感じが前面に出ています。アニソン系方向にも寄ってますし、かつて音楽ブログ界で非常に評価されたSchool Food Punishmentっぽさも若干感じますね。このバンドの個性は、次作以降の楽曲でより見えてくるのではないでしょうか。