ジャニーズ事務所所属のアイドルに大物ミュージシャンが楽曲提供するのは本当に昔からよくある話。最近それが特に若手で少なくなりつつあるのが寂しいところですが、今作は久々に、なんとWANIMAの楽曲提供。ついでに言うとカップリングの「タカラモノ」もベリーグッドマンが提供。かつてSMAPは自らの番組にゲストを呼んでセッションライブをほぼ毎週行い、KinKi Kidsも『LOVE LOVE あいしてる』『堂本兄弟』で多数のミュージシャンと交流していました。今はそれが関ジャニ∞の『関ジャム 完全燃SHOW』なのだろうなと、しみじみ思うところです。
3位 Aimer「Black Bird」
タイトルやジャケット、タイアップになっている映画『累−かさね−』の時点でただならぬ雰囲気がありますが、それに全く違わない絶唱バラード。激しいバンド演奏も特徴的で大変カッコ良いですが、Coccoや鬼束ちひろの域に達するまではもう少しでしょうか。
5位 B2takes!「ブラン・ニュー・アニバーサリー」
以前から楽曲はランキング上位には入っていましたが、このたび今作でキングレコードからメジャーデビュー。冒頭から女子が喜びそうなPVに仕上がっています。爽やかな楽曲、振付にバク転も入っていたりして身体能力もなかなか。超特急やDISH//などのスタダ勢やボイメンなどと同様、今後注目すべき存在になりそうです。
20位 READY TO KISS「タイに行きタイ」
そういえばこのグループの曲には以前「成増になります」なんて曲がありました。PVはちゃんとプーケットで撮影したみたいです。表題を見て分かる通りタイトルのインパクトは強いですが、楽曲はそれと比べるとあと一歩。
29位 ナナランド「満月に遠吠え」
色々プロフィールに設定はあるそうですが、要は3人組アイドルdropを再編して7人組になって名前を変えて今作でメジャーデビュー、のようです。デジポップ系の楽曲は、グループカラーがはっきりしているのも含めて、テンポを落としたでんぱ組.incみたいな印象でしょうか。
52位 MONKEY MAJIK×サンドウィッチマン「ウマーベラス」
サンドウィッチマンは個人的にトップと言っていいくらい大好きな芸人ですが、MONKEY MAJIKの方向性としてはこれで間違っていないのでしょうか。ツッコミどころが多すぎます。でも確かに最近のMONKEY MAJIKの曲では、文句なしに憶えやすくて頭に残ります。Youtubeで150万も再生されているのが、その証。
64位 きのこ帝国「金木犀の夜」
ここ最近のバンドロックの中でも、他にない”やさしさ”を感じさせる楽曲と言って良いでしょうか。声だけでなくサウンドからも癒しの要素が存在しているような気がします。アルバム『タイム・ラプス』収録のリード曲。その作品も是非聴いてみたいと思わせるナンバーです。