NMB48はもちろん、いまや48グループの核であり顔であり鑑でもある山本彩の卒業シングル。元々グループ内で楽曲には定評のあるNMB48ですが、今作は特に力を入れていることが映像だけでなくイントロの時点でよく分かります。元々の高い能力やルックスだけでなく、何事にも全力で取り組む姿勢は、アイドルとしてより一人の人間として尊敬できる存在。卒業後はおそらく一昨年から続ける音楽活動を本格化させていくのでしょうか。アイドルグループを卒業したメンバーは48系列だけでなくそれ以外でも、一人で成功する例はかなり少ないのですが、彼女に限っては5年後10年後でも第一線でずっと活躍しているような気がします。そんなことも聴きながらふと考えたくなる、今年のアイドル界を代表する名曲と言って良いのではないでしょうか。
2位 =LOVE「Want you! Want you!」
今年は女性アイドルグループの変動が本当に多い年。それだけに、今後このグループにかける期待はこれまで以上に大きくなります。プロデューサーの指原莉乃自らが作詞した今回の新曲はカジュアルな印象。ちょっとTWICEっぽい感じもあるでしょうか。どちらかと言うとヲタ男子より女子をターゲットにするような戦略は、決して間違っていないと思います。
4位 BUMP OF CHICKEN「話がしたいよ」
映画『億男』主題歌。勿論配信リリースですが、この曲は来月に3曲A面の形でCDリリースもされる模様。バンプの中でも壮大な部類に入るバラードと思いきや、意外と短いと感じさせる演奏時間。それにしても「天体観測」がはや17年前、第一線に君臨し続けるミュージシャンは本当にルックスの衰えを知りません。良い意味で変わらないまま。
13位 内田真礼「youthful beautiful」
もしかすると、現状でもトップにいる水樹奈々に次ぐ女性声優ソロ歌手はこの人かもしれません。明るく爽やかな曲調と声量豊かな歌声が非常にマッチしています。
19位 みやかわくん「イダテンドリーマー」
同人系にカテゴライズされているアーティストですが、PVは大変爽やか。ジャニーズやそれ以外のアイドルグループにいても、俳優として大活躍していても全くおかしくない端正なルックスです。楽曲もJ-POPの基本に忠実に作られている印象で、間違いありません。ここからどこまでビッグな存在になるか、注目すべきアーティストではありそうです。
20位 水瀬いのり「TRUST IN ETERNITY」
音楽的にポスト水樹奈々と個人的に考えているのは以前からこの人。今作はこれまでの楽曲より更にその路線に近づいていますね。大仰な弦楽器の入り方はまさにその証。あとは歌声にもう少し深味が出れば言うことなし、でしょうか。
41位 BABYMETAL「Starlight」
疾走感のある演奏とSU-METALの更に力強さを増した歌声。それは見事ですが、YUIMETALの抜けた穴も大きいと感じさせる作品でもあります。カッコ良さが増すのは素晴らしいことですが、愛らしくかわいい2人のコーラスとのギャップがBABYMETALの肝であることを考えると…。
52位 神様、僕は気づいてしまった「ストレイシープ」
シングルリリースは昨年の「CQCQ」以来でかなり久々。ちょっとブランクを空け過ぎた印象もあるでしょうか。クッキリとしたメロディーと澄んだような歌声は、バンド名やルックスと反してまさしくJ-POPの王道そのもの。
95位 Halo at 四畳半「悲しみもいつかは」
メジャーデビューアルバム『swanflight』のリードトラック。正統派の楽曲と印象で勝負していくバンドという印象です。
99位 病ンドル「ANKH」
病みと共存するアイドル…だそうです。この曲でメジャーデビュー。”病み期に入ると誰かがライブ、イベントを休む可能性がございます。
全員揃うと思わないでいて下さい。”という注意事項アリ。ちなみにプロデュースは元あやまんJAPANの人だそう。なんだか色々アレですが、ハードロック調の楽曲は振付・歌声ともに結構な迫力を感じさせる実力派。イロモノだと思って避けていると確実に損をするタイプのアーティストのような感じがします。気がつけば意外と今のBiSHばりの人気を勝ち取っているかもしれません。注目です。
