・アトランタオリンピック開催
・たまごっちブーム
・ミニスカート、ルーズソックスの流行
・援助交際が問題になる
・読売ジャイアンツが逆転優勝、メークドラマ
・携帯電話・PHSが普及し始める
・民主党結成
・Yahoo! JAPAN開設
・りんかい線開業
〜主な出来事(音楽・エンタメ)〜
・『うたばん』『速報!歌の大辞テン!!』『LOVE LOVEあいしてる』放送開始
・名探偵コナン放送開始
・カーペンターズがリバイバルヒット
・NINTENDO64発売開始
・ゲームソフト『ポケットモンスター赤・緑』発売開始
・森且行がSMAP脱退
・死去→渥美清(国民栄誉賞受賞)、三橋美智也、織井茂子、松島詩子
・解散/活動停止→プリンセスプリンセス、Wink
・デビュー→SPEED、PUFFY、T.M.Revolution、Every Little Thing、THEE MICHELLE GUN ELEPHANT、川本真琴
1.every little thing every precious thing/LINDBERG
2.太陽は罪な奴/サザンオールスターズ
3.イージュー★ライダー/奥田民生
4.名もなき詩/Mr.Children
5.PRIDE/今井美樹
6.flower/L'Arc〜en〜Ciel
7.渚/スピッツ
8.君のいちばんに…/LINDBERG
9.チェリー/スピッツ
10.熱くなれ/大黒摩季
11.クラシック/JUDY AND MARY
12.どうしようもない僕に天使が降りてきた/槇原敬之
13.心を開いて/ZARD
14.Lies and Truth/L'Arc〜en〜Ciel
15.花-Memento-Mori-/Mr.Children
16.STAY/氷室京介
17.ミッドナイト・シャッフル/近藤真彦
18.STEADY/SPEED
19.アクセル/吉川晃司
20.プライマル/ORIGINAL LOVE
21.SQUALL/氷室京介
22.BODY&SOUL/SPEED
23.7月7日、晴れ/Dreams Come True
24.ツギハギブギウギ/ウルフルズ
25.ララ サンシャイン/森高千里
26.Only you 君と夏の日を/TUBE
27.NICE TO MEET YOU/L⇔R
28.CIRCUS/布袋寅泰
29.NOW AND THEN〜失われた時を求めて〜/MY LITTLE LOVER
30.田園/玉置浩二
個人的に音楽を広く聴き始めたのはこの年から。そろそろ年に30曲選ぶのも大変になってきます。1位に選んだのはLINDBERGが歌うバラード「every little thing every precious thing」。いわゆるスタジアムバラードと言うべきでしょうか、非常にスケールの大きな聴かせる作品。阪神タイガースファンにとっては2000年代を代表するストッパー・藤川球児投手の入場曲としても大変お馴染みの楽曲です。CMで使われた「君のいちばんに…」も大好きでした。1990年代前半とはまた違うテイストの楽曲になっています。
2位の「太陽は罪な奴」は「愛の言霊〜Spiritual Message〜」に続けてリリースされたシングル曲。売上が高かったのはドラマ主題歌になった後者ですが、好みとしてはCMで使われた前者の方が好み。やたらゲストが豪華だったPVもツボでした。
3位は奥田民生「イージュー★ライダー」。イントロから歌詞含めて完璧に憶えた1曲。この年デビューしたPUFFYのプロデュースも大成功、ユニコーンの時以上に目立った一年だったかもしれません。
4位のMr.Children「名もなき詩」は説明不要の名曲。和久井映見主演の月9ドラマ『ピュア』主題歌でした。当時はスピッツと並び称されていた印象で、「チェリー」「渚」も名曲。4月には両組の「花-Mement-Mori-」「チェリー」が同日リリース、そちらも大きな話題に。
5位の今井美樹「PRIDE」もドラマ主題歌、こちらは香取慎吾主演の『ドク』。ただこちらはドラマ以上に大ヒット、彼女を代表する一曲になります。プロデューサーは言うまでもなく布袋寅泰。
L'Arc〜en〜Cielが台頭し始めたのが1996年後半。この年はGLAYも「グロリアス」「BELOVED」でブレイク、地位を築き始めた1年でした。「flower」「Lies and Truth」の出来は後年と比較してもずば抜けていて、いよいよ大ブレイクかという所でしたがドラマー・Sakuraの逮捕で少し足踏み。
バンドだとウルフルズもこの年「ガッツだぜ!!」でデビュー。「バンザイ〜好きでよかった〜」も大きく話題になりましたが、一番好きなのはアホアホパワー全開の「ツギハギブギウギ」だったりします。そういえばこの時期から、1990年代前半と比べるとテレビ出演に積極的なバンドが多くなった気がします。前年ブレイクのシャ乱Qが最たる例ですがこのウルフルズも同様、前述したGLAYも新曲が出るたびに各局の音楽番組に出演していました。
大黒摩季の「熱くなれ」はNHKアトランタ五輪テーマソング。ソウル五輪の「Heart and Soul」(浜田麻里)がこの手のタイアップの最初でしたが、大きく話題になったのはこの曲が最初だったのではないかと思います(ソウルはリアルタイムで経験してないので実際のところやや微妙ですが…)
引き続き台頭するTKプロデュースとともに、沖縄アクターズスクールが注目され始めるのもこの年。MAXのブレイク、SPEEDがデビューして早々に大ヒット。SPEEDのメンバーは当時4人中3人が中学生でしたが、全くそう思えないパフォーマンスの凄さ。特に最年少だったhiroの年齢は12歳、どう考えても本来この若さで表現できる楽曲ではありません。これ以前でもこれ以降でも全く見られない現象です。
TKプロデュース全盛期ではありましたが、個人的に1996年に関して言うと強くハマった曲はあまりなかったです。若手のブレイクも多かったですが、どちらかと言うとベテランの再評価が目立った一年だった気がします。氷室京介や吉川晃司、BUCK-TICKや忌野清志郎辺りもこの年の曲は好きでした。あと久々の大ヒットになった玉置浩二、近藤真彦、松田聖子、久保田利伸辺りも印象深かったです。