・イラク戦争開戦
・SARS流行
・阪神タイガース18年ぶりのリーグ優勝
・毒まんじゅう、マニフェストなど政治関連の言葉が流行語大賞に
〜主な出来事(音楽・エンタメ)〜
・iTunes Music Store開始
・着うたサービス開始(前年12月より)
・お笑いブーム、音楽方面にも大きく波及
・解散→THEE MICHELLE GUN ELEPHANT、たま
・デビュー→大塚愛、平原綾香、RADWIMPS、いきものがかり、レミオロメン、NEWS、Negicco
1.COLORS/宇多田ヒカル
2.えりあし/aiko
3.くるみ/Mr.Children
4.AMBITIOUS JAPAN!/TOKIO
5.雪の華/中島美嘉
6.銀の龍の背に乗って/中島みゆき
7.Perseus−ペルセウス−/島谷ひとみ
8.ええねん/ウルフルズ
9.柊/Do As Infinity
10.true blue/ZONE
11.H・A・N・A・B・I〜君がいた夏〜/ZONE
12.IT'S SHOWTIME!!/B'z
13.江戸ポルカ/一青 窈
14.さくらんぼ/大塚 愛
15.じょんから女節/長山洋子
16.いい日旅立ち・西へ/鬼束ちひろ
17.FULL JUMP/愛内里菜
18.魔法の言葉〜Would you marry me?〜/Do As Infinity
19.Grateful Days/浜崎あゆみ
20.君という花/ASIAN KUNG-FU GENERATION
21.sailng day/BUMP OF CHICKEN
22.本日ハ晴天ナリ/Do As Infinity
23.LIFE is.../平井 堅
24.一人ジェンガ/矢井田瞳
25.白い天使が降りてくる/RAG FAIR
26.七転び八起き/RAG FAIR
27.メリッサ/ポルノグラフィティ
28.ね〜え?/松浦亜弥
29.桃ノ花ビラ/大塚 愛
30.虹/福山雅治
どの年も楽曲の好みを5段階評価でつけていて、ベスト30に入るような曲は全て☆5つなんですが、平成全体を通してその曲数が一番少なかったのがこの年です。後追いでもあらためてピックアップした楽曲が、他の年と比べても少なかったです。リアルタイムでほとんど聴いていなかった時期だからというのが理由としては一番大きいですが…。ちなみにこの年大ヒットした「世界に一つだけの花」「さくら」は双方とも個人的には2002年扱いです。
1位に選んだのは宇多田ヒカル「COLORS」。色彩をこれだけ美しく表現できる音楽は他に知りません。aikoの「えりあし」は紅白歌合戦であらためて聴いて歌の上手さと展開に感動を憶えた楽曲。3位のMr.Children「くるみ」も、年末の歌番組で何度も見たことで良さを感じたナンバーです。
TOKIOの「AMBITIOUS JAPAN!」はなかにし礼作詞・筒美京平作曲の名曲。この年の10月1日、新幹線品川駅開業と同じ日にCDリリース。JR東海タイアップで使われた楽曲は今でも新幹線の車内チャイムで採用されています。1994年デビューのTOKIOですが、楽曲はデビュー当時よりも2000年代の方が充実していて後世に残っているナンバーも多い気がします。また同日発売でもう一つ大ヒットしたのが中島美嘉「雪の華」。感動的なウィンターバラードは、日本のみならず韓国でも多くの歌手にカバーされる名曲になっています。
中島みゆき「銀の龍の背に乗って」はドラマ『Dr.コトー診療所』主題歌。島谷ひとみ「Perseus−ペルセウス−」はTBS野球中継テーマソングとして、オリジナル楽曲では最も高く支持されている楽曲の一つです。ウルフルズは前年の「笑えれば」、この年の「ええねん」から歌詞に強く共感できるシングル曲が続出します。Do As Infinity、ZONEも安定して名曲を生み出しています。
一青窈が「もらい泣き」でブレイクしたのはこの年。ただ個人的には他にない独特の個性を持つ「江戸ポルカ」を押したいです。そういえばこの年は女子十二楽坊やらt.a.T.u.やら綾小路きみまろやら、予想外のCDがヒットした一年でもありました。テツandトモやはなわといったお笑い勢がCDを売りまくった年もこの年くらいのものでしょう。また青春パンクというジャンルが前年から台頭し始めて、ロードオブメジャーや175Rがヒットを残しました。FLOWもメジャーデビュー当時はその一員でしたね。自分の好みだったかどうかはまた別ですが…。
大塚愛、平原綾香、ASIAN KUNG-FU GENERATION。これらの3組は次の年に大ヒットを迎えます。「さくらんぼ」と「Jupiter」は2003年12月17日発売なので、世相的には次の年に入れた方がいいのかもしれないですが…。