・愛・地球博開催
・中部国際空港開港
・JR福知山線脱線事故
・ロンドン同時爆破事件
・郵政民営化
・ライブドアのメディア買収騒動
・クールビズ推進
・ブログ、mixiユーザーが急増
〜主な出来事(音楽・エンタメ)〜
・iPod nano発売開始
・iTunes Music Storeが日本でもサービス開始、ダウンロード販売の本格化
・『電車男』ヒットでアキバ系が注目される
・ap bank fes初開催
・死去→本田美奈子、高橋ひろ、中山大三郎
・解散→I WiSH、ZONE、Do As Infinity、ザ・ハイロウズ
・デビュー→アンジェラ・アキ、UVERworld、Aqua Timez、AAA、ONE OK ROCK、Def Tech、WaT
1.世界はそれを愛と呼ぶんだぜ/サンボマスター
2.銀河/フジファブリック
3.JET!!!/DREAMS COME TRUE
4.桜/コブクロ
5.虹/フジファブリック
6.HOME/アンジェラ・アキ
7.GLAMOROUS SKY/NANA starring MIKA NAKASHIMA
8.スター/aiko
9.プラネタリウム/BUMP OF CHICKEN
10.ETERNAL BLAZE/水樹奈々
11.For the future/Do As Infinity
12.全力少年/スキマスイッチ
13.さくら/ケツメイシ
14.初花凛々/SINGER SONGER
15.笑顔日和/ZONE
16.つなひき帝国/ガガガSP
17.何度でも/DREAMS COME TRUE
18.POP STAR/平井 堅
19.ハナノユメ/チャットモンチー
20.プラネタリウム/大塚 愛
21.ジョバイロ/ポルノグラフィティ
22.君にジュースを買ってあげる♥/グループ魂
23.粉雪/レミオロメン
24.JOY/YUKI
25.Summer Smile/RAG FAIR
26.赤い電車/くるり
27.DO THE MOTION/BoA
28.OCEAN/B'z
29.Two As One/Crystal Kay×CHEMISTRY
30.リルラ リルハ/木村カエラ
ブログが話題になった2005年、個人的にも初めてブログを開設したのもこの年。最初のテーマに選んだのは紅白歌合戦の投票企画「スキウタ」で、その後はオリコンシングルチャートとミュージックステーションや年末歌番組のレビューを中心に書いていました。
この年に1位に選んだのはドラマ『電車男』主題歌としてヒットしたサンボマスター「世界はそれを愛と呼ぶんだぜ」。これは当時よりも後年ライブで見てより好きになったという側面の方が大きいです。2位のフジファブリック「銀河」「虹」も同様。というより彼らの場合知ったのが2008年。志村正彦ボーカル時代のステージも見ていますが、やはり今思えばもう少し早く知りたかったというのが本音。
「やさしいキスをして」「何度でも」とこの時期のDREAMS COME TRUEは再度ヒットメーカーに返り咲いた印象ですが、個人的に好きなのはテンポの良さが断トツの「JET!!!」。ロッテのCMソングとしてオンエアされた回数も多かったです。
コブクロの「桜」はどの年の楽曲と言えばいいのか迷うところ。2005年、ヒットした2006年、インディーズでリリースされた2000年あるいは曲が出来上がった1999年。ただいずれにしても、平成単位でみれば思いっきり上位にランクインされる楽曲であることは間違いありません。前年の「永遠にともに」、この年の「ここにしか咲かない花」で一気に知名度を上げたコブクロは「桜」で完全に国民的アーティストになりました。同じ男性2人組だと、「全力少年」が大ヒットしたスキマスイッチもこの年のブレイク組。前年の「奏(かなで)」が知名度を上げたのもこのタイミング。
アンジェラ・アキはこの年「HOME」でデビュー。ヒットして紅白歌合戦に初出場したのは翌年ですが、その時に歌われたのはこの曲でした。ピアノ弾き語りの女性ソロは過去にもいましたが、その中でも今までにないタイプのアーティストだったように感じます。
映画『NANA』が大きな話題になった一年、主演を務めた中島美嘉は役名表記で主題歌を歌って大ヒット。HYDEが提供したという点でも大きな話題になり、彼女の楽曲単位で見ても新鮮な内容でした。また、REIRA役の伊藤由奈は挿入歌バラード「ENDLESS STORY」で女優・歌手デビュー、こちらも大ヒットを記録しました。
「プラネタリウム」はBUMP OF CHICKEN、その数ヶ月後に大塚愛もリリースしますが内容は異なります。同時期に同名異曲がリリースされてどちらもヒットするのはかなり珍しいですね。あと同じ年ではないですがこの2年前辺り桜ソングが話題になっていて、「桜」「さくら」タイトルのヒットが連発しました。ケツメイシの「さくら」はこの年最大クラスのヒット曲で、彼らの場合この年は完全にこれ1作で1年通した形となりました。
水樹奈々が「ETERNAL BLAZE」でオリコン週間ランキング2位を獲得したのがこの年。順位に関してはたまたま売上レベルが高くなかったための偶然的な部分はありますが、間違いなくその後のブレイクのキッカケになる出来事だったように思います。『魔法少女リリカルなのは』シリーズのタイアップはこの当時から現在まで続いています。ライブの定番曲としても完全に定着していますね。同じオリコン2位だと、レミオロメンも「蒼の世界」で2位になった後に「粉雪」で大ブレイク。沢尻エリカ主演のドラマ挿入歌で大きな話題になりました。
チャットモンチーがミニアルバム『chatmonchy has come』でデビュー、「ハナノユメ」もまた活動中ずっと人気が高くライブでよく演奏された楽曲です。木村カエラもこの年CMタイアップ「リルラ リルハ」でブレイク、当時は『saku saku』MCでもお馴染みでした。この2組はロック方面の要素が強く、新しいヒット女性アーティスト像を築いた点でも功績が大きいです。ソロ活動4年目のYUKIも、この年「JOY」で大きく評価を上げた一年でした。
一方Do As InfinityとZONEはこの年で解散。最後まで名曲を発表し続けたアーティストでした。もっともDAIは数年後に再結成、その後は休止期間も多少あれど現在まで活動は続いています。
CoccoとくるりがコラボしたSINGER SONGER「初花凛々」も名曲、くるりはこの年京浜急行電鉄とタイアップした「赤い電車」の発表もありました。ガガガSPもこの年「つなひき帝国」がお気に入り、そしてグループ魂はこの年何かの間違い?で紅白歌合戦に出場。個性的な企画・コラボレーションや一作品限りのグループ結成もチラホラ目立つ年でした。