2019年04月29日

平成回顧〜平成25年マイベスト30

〜主な出来事(世相)〜
・アベノミクス施行
・鳥インフルエンザの流行
・2020年夏季オリンピック開催都市が東京に決定
・ロシア・チェリャビンスク州に隕石落下
・くまモンなどのご当地キャラが人気に
・伊勢神宮、出雲大社で遷宮

〜主な出来事(音楽・エンタメ)〜
・『あまちゃん』が関連作も含めて大ヒット
・EXILE HIROがパフォーマーから引退
・松任谷由実が紫綬褒章受章
・田中聖がKAT-TUN脱退
・指原莉乃がAKB総選挙で1位獲得
・死去→大滝詠一、島倉千代子、藤圭子、田端義夫、岩谷時子
・解散→FUNKY MONKEY BABYS、girl next door、GARNET CROW
・デビュー→HKT48、ゲスの極み乙女。、大原櫻子

1.メギツネ/BABYMETAL
2.恋するフォーチュンクッキー/AKB48
3.さよならMusic/Negicco
4.ミッドナイト清純異性交遊/大森靖子
5.でんでんぱっしょん/でんぱ組.inc
6.アイドルばかり聴かないで/Negicco
7.雨のち晴レルヤ/ゆず
8.RPG/SEKAI NO OWARI
9.誘惑したいや/私立恵比寿中学
10.Partition Love/東京女子流
11.笑顔/いきものがかり
12.未来のミュージアム/Perfume
13.梅/私立恵比寿中学
14.サクラ小町/PASSPO☆
15.君の名は希望/乃木坂46
16.ミュージック/サカナクション
17.STEP&GO/PASSPO☆
18.best day, best way/LiSA
19.ときめきのヘッドライナー/Negicco
20.ニワカ雨ニモ負ケズ/NICO Touches the Walls
21.妄想のハワイ/PASSPO☆
22.にんじゃりばんばん/きゃりーぱみゅぱみゅ
23.下弦の月/SCANDAL
24.未確認中学生X/私立恵比寿中学
25.Aoi/サカナクション
26.ないものねだり/KANA-BOON
27.メロンジュース/HKT48
28.Party Maker/Perfume
29.青春花道/ポルノグラフィティ
30.Magic of Love/Perfume


 この年TOKYO IDOL FESTIVALに初参戦。それによって音楽の接し方が大きく変化した一年になりました。

 1位に選んだのはBABYMETAL「メギツネ」。メタル・アイドル・J-POPに果ては童謡まで取り入れた楽曲は、もはやベビメタという新しいジャンルを作る必要があるほどの凄まじい完成度でした。これまで全くなかった種類は、日本よりも海外を重視する活動も含めて前例のないアーティストと言って間違いないと思います。

 2位はAKB48「恋するフォーチュンクッキー」、これは世間的に見ても順当でしょうか。現在は日本のみならずアジア各国で有名な楽曲になっています。最初から人気があったわけではない、紆余曲折もあった末にセンターを勝ち取った指原莉乃のサクセスストーリーは遠い将来ドラマ化されても不思議ではないような気がします。

 Negiccoはこの年TIFで初めてステージを拝見、その時にインパクトを放ったのが「アイドルばかり聴かないで」。小西康陽プロデュースのハイセンスなサウンドに”ざんねーん!”と入れるコールと程よい緩さ。これもまた今までに味わったことのなかった感覚でした。その後何度もライブに足を運ぶごとに好きになったのは、「ときめきのヘッドライナー」のカップリングに収録された「さよならMusic」。

 そして大森靖子もTIFで知ったアーティスト。ギター一本で歌う姿に衝撃を受けましたが、その後に発表されたアルバムに収録されているのが「ミッドナイト清純異性交遊」。アイドルではないですが、道重さゆみへの愛をこれ以上無いほどに描いた楽曲もまたアイドルソングの一つとして数えられるべき存在ではないかと思います。

 でんぱ組.incの「でんでんぱっしょん」もライブ定番として盛り上がる曲、彼女たちもこの年辺りから知名度が一気に上がります。その他TIFではPASSPO☆、東京女子流の高い実力も知ることが出来ました。両方ともTIFに行かなければ、少なくともこうやってランキングに入れることはなかったかもしれません。前者の森詩織、後者の新井ひとみはとてつもない歌唱力の持ち主であることを、生で見てあらためて認識しました。

 前年デビューの乃木坂46の人気曲「君の名は希望」もこの年の発表。オリコン1位と言いつつも、今の人気を考えれば当時はまだまだ発展途上の段階でした。そしてももクロの後輩として前年メジャーデビューした私立恵比寿中学、「梅」で面白い楽曲と感じましたがそれ以上にアルバム『中人』の完成度にビックリ。この年はももいろクローバーZの『5TH DIMENSION』が前作『バトル アンド ロマンス』に並ぶくらいの名盤として取り上げられていましたが、個人的には『中人』に将来性と底知れぬ凄さを感じた次第。これもまた、今の彼女たちを見ているとその感性に間違いはなかったと少し自画自賛しているところです。

 アイドル以外だとゆずの「雨のち晴レルヤ」が連続テレビ小説主題歌としてヒット。この時期辺りから外部のクリエイターの音も積極的に取り入れて、90年代後半〜00年代とはまた違う面白さがよく出るようになっています。SEKAI NO OWARI「RPG」は映画クレヨンしんちゃんのタイアップ、ファンタジー性溢れる楽曲はまさしく音のテーマパークといったところでしょうか。この曲から一気に彼らの人気が爆発し始めます。いきものがかり、Perfume、サカナクション辺りも堅調に代表曲を生み出します。J-ROCK界隈はBPM速めの楽曲が評価されていた頃で、KANA-BOON辺りはまさにこの年を象徴するバンドと言って良かったでしょうか。

 あくまで個人的レベルですが、この年はとにかく女性アイドルグループ大躍進の年でした。実際のところ、「恋するフォーチュンクッキー」が象徴している面もありますがそのムーブメントのピークも結局はこの年だったのかもしれません。
 
posted by Kersee at 18:07| Comment(0) | 平成マイベスト30 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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