・ソチ冬季オリンピック開催
・FIFAワールドカップ ブラジル大会開催
・STAP細胞騒動
・佐村河内守ゴーストライター騒動
・御嶽山噴火
・広島で大規模な土砂災害
〜主な出来事(音楽・エンタメ)〜
・『笑っていいとも!』放送終了
・『アナと雪の女王』『妖怪ウォッチ』が空前の大ヒット
・ASKAが覚せい剤取締法違反で逮捕
・[Champagne]が[Alexandros]に改名
・AKB48握手会襲撃事件
・道重さゆみがモーニング娘。卒業
・死去→やしきたかじん、佐久間正英、安部俊幸、山口洋子
・解散→THE BOOM、BiS
・再結成→LINDBERG
・デビュー→Little Glee Monster、和楽器バンド、WANIMA、吉澤嘉代子
1.麦の唄/中島みゆき
2.君と夏フェス/SHISHAMO
3.光のシュプール/Negicco
4.Liberty&Gravity/くるり
5.サクラあっぱれーしょん/でんぱ組.inc
6.ちゅるりちゅるりら/でんぱ組.inc
7.Your Song/SCANDAL
8.NOW ON AIR/赤い公園
9.NIPPON/椎名林檎
10.ray/BUMP OF CHICKEN
11.サンシャイン日本海/Negicco
12.Faith/miwa
13.ラブリースマイリーベイビー/私立恵比寿中学
14.Count Three-TGS Version-/東京女子流
15.Image/SCANDAL
16.いたちごっこ/チャットモンチー
17.I say You say I Love You/moumoon
18.虎虎タイガー!!/ベイビーレイズ
19.抱きしめてアンセム/チームしゃちほこ
20.TIGER SOUL/ベイビーレイズ
21.夜明けの流星群/SCANDAL
22.フルドライブ/KANA-BOON
23.サンビカ/藍井エイル
24.Departure/SCANDAL
25.Rising Hope/LiSA
26.Mr.Snowman/e-girls
27.R.Y.U.S.E.I./三代目J Soul Brothers
28.シルシ/LiSA
29.Hold Your Hand/Perfume
30.ハイタテキ!/私立恵比寿中学
連続テレビ小説『マッサン』主題歌だった「麦の唄」が圧倒的完成度で1位。中島みゆきの凄さを再認識した1年でした。
前年の「僕に彼女ができたんだ」で話題になったスリーピースガールズバンド・SHISHAMOが「君と夏フェス」をリリースしたのがこの年。その次の「量産型彼氏」でベースのメンバー交代、彼女たちを認識したのは実はこの時。もう夏フェスはこの時点で音楽ファンに完全に浸透していましたが、ついに歌の題材にまでなったかと感慨深いものがありました。テーマの選別・メロディーの巧さ・歌声などそれ以前になかったタイプのミュージシャンで、大きな将来性をこの時点で感じましたが、翌年のアルバムで早くもそれが確信に変わります。
Negiccoはこの年遅まきながら完全に成長期に入ります。田島貴男提供の「サンシャイン日本海」、そしてその後の「光のシュプール」はアイドルソングとしてよりJ-POP作品の一つとして大変上質な内容でした。
くるりの「Liberty&Gravity」は風変わりなPVとして大きな話題になりました。楽曲もこれまでの常識を覆すような構成で、この年のJ-ROCKを代表する作品となります。
この年最も輝いていた存在と言えるでんぱ組.inc。楽曲やライブから感じられる勢いが他とは完全に違っていました。畳み掛けるような早口の歌割りと天性の明るさは、見ていて聴いていて大変楽しい気分になりました。
SCANDALもこの年のアルバムがセルフプロデュース、これまで以上に力作の多い一年でした。数あるバンド曲の中で、「Your Song」ほどメンバーのチームワークを感じさせる作品は滅多にないように思います。同じガールズバンドだと、赤い公園も「NOW ON AIR」が完成度高く上位に。Silent Sirenもそうですが、ガールズバンドの躍進がかなり目立った一年でした。
椎名林檎の「NIPPON」は2014FIFAワールドカップNHK中継テーマソング。この年以降紅白には毎年出場、NHKと密接な関係になります。
BUMP OF CHICKENの「ray」は初音ミクのコラボも話題になりました。2010年代以降の彼らの代表曲と言って良いでしょう。
アイドル方面だと東京女子流はTIF最終日SMILE GARDENのステージが印象深いです。ベビレやしゃちも躍進が目立ちました。エビ中はこの年3人が卒業して、小林歌穂と中山莉子が加入。シングル曲よりもカップリングの方にライブ定番曲が生まれる、そんな一年だったような気もします。
藍井エイルやLiSAの躍進もハッキリ目立つ一年でした。エイルのワンマンに初めて足を運んだのもこの年。
世間的にはLDH勢の縮図が変わり、特に三代目J Soul Brothersの「R.Y.U.S.E.I.」は大ヒット曲になりました。E-girlsも集中的にシングルリリースして、ブレイクした前年よりも目立つ活動を展開していました。
心なしか、女性ボーカルを上位に入れることが2010年代は多くなります。もうこの頃になるとブログでも年間ランキングを書くようになっているで、知っている人は知っているとは思いますが…。